教区長挨拶

仕上げのおたすけ活動「 千動」を心一つに

心踊る麗らかな季節を迎え、埼玉教区管内の皆様には、教祖百四十年祭活動の上にそれぞれのお立場を通して懸命にお励み下さり、誠に有り難うございます。

顧みれば、三年前、埼玉教区創立九十周年記念大会を打ち出し、主事、支部長先生方を中心に管内の皆様と馬車馬の如く駆け抜け、感激を以て年祭活動へ突入致しました。
また、育成棟・布教の家埼玉寮のふしんには、全埼玉の合力によって竣工。年祭活動では「千日たすけあい運動」を提唱し、各支部、各部、各会がそれぞれ持ち前を活かし、様々な取り組みをし、目下進行中であります。このご真実、ご丹精に対し、改めて御礼申し上げます。
そして、四月より新たな役職者体制を以て、只今の年祭活動仕上げの旬に、教祖にお喜び頂くおたすけ活動を更なる拍車を掛けて展開して参りたいと存じます。

真柱様は「年祭の日を嬉しい心で迎えることが出来るように、まだ三分の一残っている三年千日を勇み心を奮い起こしてお通り下さるようお願いします」と仰せ下さいます。
私はこの「勇み心を奮い起こして」のお言葉に、諭達第二号の「機を逃さぬ親身のおたすけ」というお言葉が連想されたのであります。

私は昨年八月、コンゴ巡教を終えおぢばへ帰り、休息日に奈良県天川村の万歳橋の下で涼んでいる時、隣に居合わせた青年と親しくなり、気づくと青年の悩みを聞いており、私は天理教について夢中で話していました。
その出会いから青年はおぢばへ帰り、別席を運び、自教会の記念祭も数日間ひのきしんをして下さるほどの関係となりました。これからの人生の歩み方が変わったと目を輝かせています。

年祭活動おたすけの旬に、いつ何時、おたすけの機会が巡ってくるのか、年祭当日までの仕上げの日々「千動」の期待に胸を膨らませ、埼玉心一つに勤め切らせて頂こうではありませんか!
まずは、六月に開催される「ようぼく一斉活動日」に向かって声を掛け合い、大人も子供も挙って大いに勇ませて頂きましょう!

今期もどうぞ、宜しくお願い申し上げます

立教百八十八年 4月1日
埼玉教区長   
谷澤 茂男

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